2023年11月2日、「ザ・ビートルズ」の“最後の新曲”が世界同時発売されました。
こちらから音源を聴くことができます。
リリースされたザ・ビートルズ27年ぶりの新曲「Now and Then ナウ・アンド・ゼン」は、1980年に亡くなったジョン・レノンが残したピアノの弾き語りのデモ音源から、最新の技術で歌声だけを分離し、グループの曲として完成させたものです。
ミュージック・ビデオは日本時間11月3日23時にザ・ビートルズの公式YouTubeチャンネルで公開予定です。
今回はビートルズ最後の新曲とそのミュージックビデオについて調べてみました。
ビートルズ最後の新曲「Now and Then」
ザ・ビートルズ27年ぶりの新曲「Now and Then」は、1980年に亡くなったジョン・レノンが書き、歌い、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターが練り上げ、40年以上経ってようやくポールとリンゴが完成させた曲です。両A面シングルとしてリリースされ、ビートルズのデビュー曲「ラヴ・ミー・ドゥ」も収録されています。
赤盤、青盤の2023バージョンも発売!
最後の新曲「Now And Then」リリースにあわせて、ザ・ビートルズのベストアルバム『1962-1966』(赤盤)と『1967-1970』(青盤)の2023年ヴァージョンが11月10日に発売されます。
1973年の発売以来、赤盤と青盤は、世界中の人々を魅了してきた最も有名なベストアルバムです。今回発売される2023年バージョンは、最初のシングル「Love Me Do」から最後のシングル「Now And Then」まで、ザ・ビートルズの全音源から75曲の選び抜かれた名曲が収録され、新たに『赤盤』には12曲、『青盤』には9曲が追加されます。
こちらのページから予約可能です。
「Now and Then」ミュージックビデオは11.3 23時公開
「Now and Then」のミュージックビデオの監督をつとめたピーター・ジャクソンは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで知られている映画監督です。2021年に公開されたザ・ビートルズのドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』の監督を担当していて、ビートルズとの繋がりは非常に深く、今回が初のミュージック・ビデオ監督作品となります。
11月3日23時にこちらから視聴できますので、ぜひご視聴ください!
「チャンネル登録」→「通知する」をONに設定しおけばリアルタイム視聴を逃す心配がありませんので、リアルタイム視聴したいかたは、チャンネル登録と通知ONをおススメします!
ピーター・ジャクソン監督のコメント
アップルからミュージック・ビデオの制作を依頼された時、私はとても気乗りがしませんでした。この厄介な仕事が他人の問題だとしたら、私のこれからの数ヶ月はもっと楽しいものになるだろうと思いましたし、 私だって他のビートルズ・ファンと同じように、ザ・ビートルズの新曲とミュージック・ビデオのリリースが近づくクリスマス前夜のような期待感を楽しむことができたのです。1995年に“Free As A Bird”のリリースが近づくにつれて感じたあの子供の頃のような興奮が私は大好きでした。あの経験がもう一度できるかもしれなかったのです。そのために私はザ・ビートルズにノーと言うだけでよかった。
正直なところ、ザ・ビートルズがリリースする最後の曲にふさわしいミュージック・ビデオを作らなければならないという重責を考えただけで、どうにもならないほどの不安が押し寄せてきました。私のザ・ビートルズへの生涯の愛が、みんなを失望させるかもしれないという恐怖の壁にぶつかったのです。そのことが、私に強い不安をもたらしました。50年以上も前に解散し、その曲を実際に演奏したこともなく、メンバーの半分がもうこの世にいないバンドのために、どうやってミュージック・ビデオを作り始めればいいのか想像すらできなかったからです。
最後までやり遂げたことで、他の誰かの“Now And Then”のミュージック・ビデオのリリースを待たずに済むことがとても嬉しいです。私たちが作ったものには純粋に誇りを感じていますし、それがこの先何年も私にとっての宝物になるでしょう。私が逃げ出すことを許さずに、必要なサポートをしてくれたアップル・コープスとザ・ビートルズのメンバーに心から感謝しています。
まとめ
今回はビートルズ最後の新曲「Now & Then」とそのミュージックビデオについて調べてみました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!!
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